英語で書かれた技術的な情報を得ることについての私見
背景
この話をするにあたって自分の英語の読解能力について認識を合わせる必要があるため、まずその説明をする。
結論から言うと、自分の英語の読み書き・リスニング能力は不足している。
ちなみに直近で英語の勉強をしたのは大学受験なので、そこから能力的にはほぼ横ばいだと思う。
センター試験
- 筆記試験: 150点ぐらい(200点満点なので、7.5割ほど)
- リスニング: 40点ぐらい(50点満点なので、8割ほど)
5年ぐらい前のことなので記憶が曖昧。
TOEIC
360点ぐらいだった記憶。
これは2018年ぐらいに大学に入ってそこでやったと思う。
こんな恥ずかしい点数でよく人間として生きてられるなという声が聞こえてくる気がするけれど、それは事実だしそれでも人生をやっていかなければならないので見逃してほしい。
本題
まず、技術的な情報というのはどういう情報かというと、Software Engineeringについてのブログ記事のことを指す。QiitaやZennの記事と言い換えて理解していただいても良い。
結論から言うと、DeepLで翻訳して読んでいて、英語の勉強だと思って時間をかけて読むということを意図的にやらないようにしている。
ここからは"なぜ翻訳するのか"という話と、なぜ"英語の勉強と同時にやらないのか"という話をする。
なぜ翻訳するのか
技術的な調べ物をしていて英語の情報に行き着くというのはよくある。つまりそれを"避ける"かどうにかして"読む"かという話になる。日本語の情報だけで物事を理解できればそれに越したことはないが、ドキュメントが英語でしか書かれていない場合もあるので全く英語を読まないで通すというのは難しい。
母国語以外の文章を読もうとするときに取れる選択肢は"翻訳して母国語に変換して読む"か"そのまま読む"かの2択だと思う。"他人に頼む"みたいな選択肢もあるかもしれないが、他力本願はカウントしない。
そして自分は英語を"そのまま読む"ことが難しい。日本語と同じスピードでとは言わなくても、60-70%ぐらいの速度で読解できるのであればそのまま読んでも良いかもしれない(が、自分にはそれができない)。
なので日本語に翻訳する。
なぜ英語の勉強としてやらないのか
"技術的な情報を得る"という手段に対応する目的と、"英語の勉強をする"という手段に対応する目的が同じなのであれば同時にやっても良いと思うが、大抵の場合は違う。
"技術的な情報を得る"先にある目的を達成するためにはいちいち文法や単語・熟語の意味を調べていたら速度が圧倒的に足りない。それに調べたからと言って1回で理解できるわけではない。自分みたいな未熟者にとって情報収集というのは質よりも量だ。
結果として英語で情報収集するということ自体が億劫になってしまうという負のスパイラルに陥る。せっかく情報収集の範囲を英語に広げようという意識の高さがあるにも関わらず、それが原因で英語嫌いを加速させてしまっては本末転倒だと思う。 このような状態に陥りそうになったため、英語の読み書きができるようになりたいという目的は置いておき、翻訳に頼ることにした。
結び
二兎を追う者は一兎をも得ず。