買ってよかったもの 2020
年末のブログのネタとして色んな人が『買ってよかったもの』について記事を書いているのを見て、自分もやろうと思ったのでやる。
なにかあるかなと思って、ぱっと思いついたものを紹介する。
スピーカー
スピーカーと聴くとどのようなものを思い浮かべるかは人それぞれ違うと思うが、自分が買ったスピーカーはYAMAHAのHS5というスタジオモニタースピーカー。購入したのは在宅勤務をしていた4月とかそのあたりだったと思う。
このスピーカーは楽曲制作(DTM)やちょっとした放送スタジオなどで使われていることが多い。そういった用途ではでは定番のスピーカーで、自分も仕事で使っていて全く不満がなかったので、めでたく自宅にも迎え入れることにした。
アンプなどが不要なパワードスピーカーなので、オーディオインターフェースのアウトプットからそのままスピーカーのインプットに繋げば音が出る。そのため、オーディオインターフェースを持っていればこのスピーカーを買うだけで済む。
お手軽な割に本当に音が良い。もちろん適当に設置しても変な音像定位になると思うので、そこはこだわって設置している。
自分が設置するときに気をつけていることは以下。
- 自分の座っている位置と大体正三角形になるような位置に設置する
- スピーカーのツイーターが耳の高さぐらいになるような高さに設置する
- スピーカーの振動板の前にモニターなどの遮蔽がないように設置する
- 壁の近くに設置しない
- 少なくとも30cmは離す
- 低音は近隣の迷惑になるので控えめな設定にする
- もちろん音量も適切な範囲で
- 鉄筋コンクリート造以外だとそもそもスピーカーは厳しいかもしれない
スピーカーに低音の量を3段階で調整できるスイッチがあり、これを使っている。
その機能だけ満足できない場合は、オーディオインターフェースで出力にイコライザーをかけられるものを買うと良い。設置場所や部屋の形によっては一部の音の帯域が強めに聞こえてしまうことがあるので、そういった低音以外の部分ではイコライザを使うしか方法がないと思う。
どうやって音の帯域が強めに聞こえてるか確認するかというと、例えばこのサイトみたいにトーンジェネレーターのWebサイトを使って特定の周波数帯域だけを再生して特定する。自分の部屋の場合だと100-200Hzの間で音が強めに聞こえる帯域があったので、そこをイコライザで気にならなくなる程度にピンポイントで削っている。
正しい方法なのかはわからないが、自分の場合はそれで音像がくっきりした気がするので満足している。
また、自分は32インチのモニタを使っているのでその両端に設置している。24-27インチのデュアルモニターでモニタ同士をピッタリくっつけたいみたいな場合にはスピーカーを置く場所は作れないと思う。
数千円で手に入るような机上USBスピーカーとは全然音の出方が違うし、イヤホンやヘッドホンはどうしても物理的に装着している以上色々と煩わしいことがあるがスピーカーはそういうことから開放されるので、かなり体験が良い。
ホームシアターのシステムに組み込んだりしても面白いと思う(サウンドバーなどは買ったことがないので比較できないが)
ちなみにスピーカーについては、大学でオーディオ技術研究部というサークルに所属していたときの経験をもとにすると、振動板の直径がデカければデカいほうが音が良く、スピーカーの体積はデカければデカい方が音が良く、音量はデカければデカいほうが音が良いという自分の中での(暴)論がある。
iPhone SE(第二世代)
スピーカーについて語りすぎたが次はスマートフォン。
SEに買い換えるまでは、iPhone 11 Pro Maxを使っていた。
マスクをずっとしているとどうしてもFace IDが使えないので、かなりストレスが溜まっていて、iPhone 12系列ではTouch IDはつかないということだったのでAppleの発表会が終わったあとに購入した。多分10月ごろだったと思う。
前述の通りもともと一番大きいモデルを使っていたので、物理的にはかなり小さくなったが、すぐに慣れた。
バッテリーの持ちは通勤と勤務中に音楽を聴いてるだけでも帰り際には20%を切るぐらいの貧弱加減。しかし、最近はあまりスマホばかり使っていても生産性がないというか時間を消費する割に得られるものが無いと感じていたので、バッテリーが持たないことについてはそこまで大きな不満ではない。
一番の不満はカメラで、ゲームセンターでIIDXをやるときにたまに動画をインカメラを使って撮っているのだが、11 Pro Maxはおそらく60fpsで撮影できていたと思うがSEは30fpsが限界だった。 あとビデオ撮影はバッテリー消費量が大きいので会社帰りに撮影するのはちょっと気を使いながらになる。とはいえ、撮影は必須ではないので割とどうでもいいといえばどうでもいい。
来年はTouch IDなどマスクをしていても快適にロック解除ができるソリューションが搭載されていることを期待。